「相場の予想やテクニカル分析が苦手で、もうチャートなんてできれば見たくない」
この記事に辿り着いてくれたあなたは、そう思った経験があるのではないでしょうか?
実は、僕も数年前に同じことを思ったことがあります。そして、チャートを見ないFXで利益を出すことはできないか、試行錯誤をしてみました。
結論、チャートを(ほぼ)見ないFXでも、利益を出すことは可能です。
この記事では、そんな僕の体験談と、チャートを見ないFXに変えて感じているメリットをご紹介します。
FX歴9年。最初の5年は負け組。チャートをほぼ見ない確率論FXに変えてから勝てるようになった実体験をもとに書いていきますよ!
べれたのチャートを見ないFXトレードとは
最初に、僕がやっているチャートを(ほぼ)見ないFXとはどんなものを少しご紹介します。
ポイントと手順を書き出すと以下のようになります。
- 毎日決まった時間にエントリーする
- エントリー方向を決めるために、チャートのある1ヶ所だけを確認する
- エントリーしたらOCO注文を出して決済されるまで放置
こんなトレードを始めて2年半経ちますが、ちゃんと利益を出すことができています。
一言でいうと、FXが非常に気楽になりました。次のセクションからは、そんな体験談を書いていきたいと思います。
体験談よりも、どんな手法かが気になるという方は、こちらがその手法の詳細になっています。
チャートを見ないFXを始めた理由
そもそもなぜチャートを見ないFXってできないかを考えたのかと言うと、この記事の最初に書いたとおり、「相場の予想やテクニカル分析が苦手で、もうチャートなんて見たくない」と心底思ったからです。
テクニカルを勉強しても、僕にはうまく使いこなすことができませんでした。でも、一度時間もお金もかけて始めたFX。諦めるにはもう1回悪あがきしたいと思ったのです。
どんな方法が取れるか考えたときに、一応5年の経験を積んでいた僕は、以下の事実を見聞きして知っていました。
- どんなテクニカル分析もダマシに遭うことはある
- 凄腕トレーダーも相場は100%は読めない
それならば、テクニカル分析をいっそ投げ出して、他の方法で優位性のあるトレードを組み立てられないか、と考えたのです。
そこでまず僕がしたのがネットで「チャート 見ない 手法」などと検索すること。
しかし、単に感覚でトレードしている人や、“分析した後に”チャートは見ないことを推奨する内容しか見つかりませんでした。
そこで大それたことに、
これは自分で考えて作ってみるしかない!
と考えたのでした。
どんな方法でチャートを見ないFXを実現する?
チャートを見ないFXと言っても、もちろん利益が出ないと意味がありません。
どんな条件を押さえればそんな手法が作れるのか?正直悩みました。
そこで、どうせならばと、自分がやりやすいと感じたこのような枠組みを考えました。
- エントリー時間を固定する
- エントリー条件はチャートの1ヶ所だけ見る
- 決済 pips は固定する
もしこのような条件のトレードで利益を出すことができれば、 FX に接する時間は最小限にすることができます。
また、テクニカル分析をしないので、1回1回のエントリーに必要以上の期待をしないで済むし、 「長期目線でトータルで勝つ」ことだけを意識すればいいので、精神的にとても楽です。
その後、この3つの条件に当てはまる値をあれこれ入れ替えながら、何度も検証を繰り返しました。
優位性はなかなか見つかりませんでした。
「やはり無理か」と挫折しそうになりましたが、「これが完成すれば FX がすごく簡単になる。そして利益も出せる」という希望を胸に検証を続けました。
努力の甲斐あって、半年という時間がかかりましたが、この条件で長期的に優位性を出せるそれぞれの値を見つけることができたのです。
これをまとめてできたのが、現在僕が実際に使っているこの手法です。
この後、さらにこの手法が長期的に機能するのか、15年間の過去検証を行うという時間もかけました。
この手法の優位性や根拠についてはこちらの記事をどうぞ!
チャートを見ないFXで生活はこう変わった!
チャートを見ない手法に変えて、生活面と心理面で非常にイイ変化がありました。
2つに共通して言えるのは、とにかく余裕ができたということ。
それまで四六時中チャートを気にして、ダマシに遭ってストレスを抱えていた生活がウソのようになりました。
具体的に、僕が感じた生活面と心理面のイイことをご紹介します。
生活面のイイこと
毎日の生活においては、以下のメリットが生まれました。
- 仕事に集中しやすくなった
- 家事や育児にしっかり参加できるようになった
- 他の趣味や副業に時間を割けるようになった
大前提として、僕たちは生活を豊かにするためにFXをしているはずですよね。
しかし、ついついFXで稼ぐことが一番の目的になってしまい、仕事中や家族と過ごしている時間にもチャートが気になってしまう。ということをやってしまいがちです。
実際やってました・・・
でもそれって、やっぱり順番が違うんですよね。FXは生活をするための手段です。目的は大事な人や目標を持って生活することにあります。
チャートを見ないFX手法に変えたことで、FXが作業ゲーのようになり、FXにかける時間も精神エネルギーもかなり小さくなりました。
しかも僕の場合、負け続けの負け組から、年単位でも利益を出すことができるトレーダーになれたのですから、控えめに言って最高です…!
妻からも褒められ、言うことなしです!
心理面のイイこと
精神状態が人間に及ぼす影響はまったくバカにできません。
一度仕事で精神を病んだことがありますが、ストレスで喉のつっかえが一日中消えないという症状が出ました。心と体って本当に繋がっているんだなと実感する経験になりました。
ちょっと脱線しましたが、チャートを見ないFX手法に変えて、FXに精神を削られることがほとんどなくなりました。
- その日のトレード結果への執着が減った
- ダマシという概念がなくなり、負けても「ふ~ん」で済む
- FXへのストレスが劇的に減った
- FXが「堅実な投資」という感覚に変わった
確率論に則り、過去検証で確認した勝率のとおり、勝ちもあれば負けも普通にあります。
正直、FXトレードはどんな手法もそういうものなのです。ですが、この確率論に任せた手法を実際に使うことで、「負けることがある」という事実がすんなり受け入れられるようになりました。
そのため、その日その日のトレード結果への執着がかなり減りましたね。
また、エントリーは、買いか売りかの方向を決めるために、チャートの1ヶ所だけを申し訳程度に見るだけです。そんなエントリー根拠に、必要以上の期待はかけなくなります。緻密に分析していると、その分そのエントリーにすごく期待をかけちゃいますよね。
事前の15年間の過去検証で出た期待値に、確率論で収まっていく。検証でこれを確信していたからこそ、負けても気にせず、淡々と毎日同じことを繰り返し、結果利益を積み上げて来られました。
そんなスタンスでFXに取り組むようになったので、FXに持って行かれる精神エネルギーやストレスは、かなり小さくなりました。
それらの結果として、堅実な投資としてFXをやっているという実感がだんだん強まってきています。
FXに対して「投機」「ハイリスクハイリターン」などのイメージは僕の中からほぼ消えていますね。
チャートを見ないFXで、ハラハラドキドキのFXを卒業できる
最後にこの記事のまとめです。
僕はこんな特徴を持ったFX手法を使うことで、チャートをほとんど見ないでトレードすることができるようになりました。
- 毎日決まった時間にエントリーする
- エントリー方向を決めるために、チャートのある1ヶ所だけを確認する
- エントリーしたらOCO注文を出して決済されるまで放置
その結果、時間的な余裕、精神的な余裕を手にすることができました。
日々の生活面では、
- 仕事に集中しやすくなった
- 家事や育児にしっかり参加できるようになった
- 他の趣味や副業に時間を割けるようになった
という嬉しい変化があり、また精神面では、
- その日のトレード結果への執着が減った
- ダマシという概念がなくなり、負けても「ふ~ん」で済む
- FXへのストレスが劇的に減った
- FXが「堅実な投資」という感覚に変わった
こんな変化を実感することができました。
さらに大前提として、5年間何をしても勝てない状態から、きちんと利益を出せるようになれました。
今となっては、「FXはハラハラドキドキしてやるもんじゃないな」と思っています。
FXをやり始めて、勝てないし精神も削られるし、やらなければよかったと思っていた状態から、劇的ビフォーアフターレベルの変化です。
FXをもっと気楽に、そして堅実な投資として行うために、チャートを見ないFX手法ぜひ試してみてください。