「FXのデイトレードをしたいけど、1日に何回もトレード判断するのは大変」
「取引チャンスを探すのに、そんなに長時間チャートを監視してられない」
この記事は、こんなジレンマを抱えてしまっているあなたに向けた記事です。
結論、そんなあなたには1日1回のデイトレードをオススメします!
FX歴9年、会社員で幼い子どもの育児中。そんな僕の経験を踏まえて書いていきます!これまでいろんなスタイルのトレードをしてきたけど、現在は1日1回のデイトレードスタイルに落ち着いています。
▼べれたの 1日1回の超シンプルデイトレード手法 ▼
FXのデイトレードとは?
FXのデイトレードとは、外国為替市場において1日のうちに完結する時間でのトレードです。
ポジションを持ってから決済するまでの時間(ポジションの保有時間)が、1日のうちに終わるということですね。
具体的には、2~3時間から12時間くらいまでの期間で完結するトレードになってきます。
数分間のトレードを1日の間に繰り返すスキャルピングに比べて、比較的長期的な展望を持ってポジションを持つのが特徴と言えます。
1日1回だけのデイトレードのメリット
では、そのデイトレードを1日1回だけで行うことには、どんなイイことがあるのか。
その部分を挙げてみましょう。
- 精神的な負担が少なく、ストレスを軽減できる。
- 落ち着いてエントリーを絞ることができる。
- ムダなトレードをして損失を増やすことを防げる。
- 仕事や家庭、趣味などに時間を充てることができる。
以上のようなメリットがあります。
1つずつ見ていきましょう。
精神的な負担が少なく、ストレスを軽減できる
トレードはストレスが多くかかる作業。
1日という時間のなかで、何度もトレードを繰り返すと、判断力も酷使しますし、精神的な負担も増えます。
また、トレードといものの性質上、必ず負けトレードが一定の割合で出てきます。
負けトレードはシンプルにストレスですよね。
そんなストレスがかかることを1日に何度も繰り返す状態で、利益を積み重ねることはとても難易度の高いことです。単純に難しいスタイルなんですよね。
FX初心者の方や、なかなか勝てないで悩んでいる方は、トレードの回数を減らすことに意識向けてみるのがオススメです。
落ち着いてエントリーを絞ることができる
「トレードは1日に1回」と決めていると、エントリーを厳選することができます。
より自信の持てるチャートパターンや、水平線、トレンドラインなどの抵抗体に引き寄せてのトレードもしやすくなります。
自分が自信を持てるトレードを繰り返す。これがFXにおいて最も大切なことと言っても過言ではありません。
長期的に勝ち続けるトレーダーは「このトレードに勝てるかな?負けちゃうかな?」という精神状態でトレードをしません。
しっかり検証をし、自分が確信しているトレードルールを淡々とこなすのです。
そのルールがぶれないためにも、1日のトレード回数を決めて、ルールを守ることを徹底することはとても重要なんですよね。
ムダなトレードをして損失を増やすことを防げる
1日にたくさんのトレードをしようとチャートを見ていると、「お!ここエントリーできるんじゃね?」みたいなノリでエントリーしたくなってしまうこと、ありませんか?
これがまたなかなかに厄介な現象で。
そういうノリでエントリーしてしまったトレードは、なぜか高確率で負けませんか?
欲張りや損失を取り戻そうという魂胆のトレードはなぜか実らないあの不思議・・・
でも、そもそも、検証したルールでのトレードでなければ、勝ったとしてもギャンブルです。
何度か勝てたとしても、続けて負けるときが必ずやってきます。
そこで続けられなくなってしまうので、トータルで損失を生んでしまう結果になるんですよね。
トレード回数を増やせば利益が増えるワケではない。むしろ減りやすい。
ということを心しておきましょう。
仕事や家庭、趣味などに時間を充てることができる
僕が1日1回のデイトレードに変えて一番「よかったな」と思っているのがここですね。
1日に何度もトレードをしようとすれば、常にチャートが気になります。監視している時間も増えます。
僕も以前は、チャートが気になって仕事が手につかない。家に帰っても家族よりチャートと過ごしてしまう。趣味のブログや読書の時間がない。
という状態になってしまっていました。
しかも負け続けだった・・・
と、いいことナシでした。
今は1日1回だけ、しかもエントリー時間も決まっているこちらの手法を使うようになり、一気にこれらの問題がすべて解決しました。
小さい子どもを育てている身なので、家族と過ごせる時間が増えて幸福度が爆上がりです。
もちろん、FXでの利益も出せるようにもなりましたしね。
1日1回だけのデイトレードのデメリット
一方で、やっぱりデメリットと言えるところもあります。
- 機会損失が起こりやすい
- 損失を取り戻すのに時間がかかる
- ポジションに過度な期待をしてしまう
どれもトレード回数が限られていることから生じるものです。
こちらも1つずつ見ていきましょう。
機会損失が起こりやすい
トレードを1日1回にすると、当然トレード回数は減ります。
なので、相場の機会を逃す可能性があるんです。
自分が「ここだ」と決めてポジションを持ったあとにチャンスが来ても、見送ることになりますからね。
だからこそ、自分が心から納得できるパターンや、過去検証をしていて自信がある形のときにポジションを持つなど、トレードを厳選することが重要です。
あっちのポジションを選んでいたら勝ててたのに。と悔しく思うこともあると思います。でもそこは確率論です。あなたが選んだ方だけが勝つこともたくさんあるはず!
損失を取り戻すのに時間がかかる
トレードを1日1回と決めているので、1日に何度もトレードをするスタイルと比べると、資金効率が悪いということが言えます。
連敗して損失が膨らんだときも、トレードの回数を少なく制限しているので、取り戻すのに時間がかかることがあります。
ただ、ここで焦ってしまうと、トレード回数を増やしてしまったり、自分の決めたルールとは違うトレードをしてしまったりして逆効果です。
むしろ変なトレードをして傷を広げてしまうことになることもあります。
焦らず、「負けが続くこともあれば勝ちが続くこともある」と割り切って、1日1回のペースを守る方が、最終的にトータルで勝ちやすくなる実感が個人的はとても大きくあります。
いい意味でのんびりゆったり構えるくらいの精神状況がFXにはとても大事だって感じてます。
ポジションに過度な期待をしてしまう
トレードの回数を1日1回まで制限することで、「今日は勝てるかな?」「勝ちたいな」という気持ちが表れることがあります。
これはもう人間ですから仕方ないです。
ただ、その気持ちのために、今持っているポジションに「勝ち」の期待をかけ過ぎてしまうのは要注意です。
結果、負けトレードになったときに不要な精神的なショックを受けてしまうからです。
それを防ぐために、このおまじないをお渡ししておきます。
FXトレードなんてどこまで突き詰めても確率論。勝つこともあれば負けることもある。
このおまじないを知っているだけで解決することはかなり多いですよ!
1日1回だけのデイトレードで利益を出すコツ
1日1回だけのデイトレードで勝ち続けるためには、いくつかのコツがあります。
大前提として、FXで利益を出すには、短期的な勝ちでなく、勝ち続けることが必要になってきます。
このことを念頭に置いて、以下を読んでくださいね。
- エントリーパターンを言語化しておく
- 時間帯による相場のクセを味方につける
- 4時間足や1時間足を使う
- 損切りと利確をエントリー時に決めておく
ではでは、1つずつ見ていきましょう。
エントリーパターンを言語化しておく
どういう条件がそろったらエントリーするのか。
これをしっかり言語化しておくのは、もっとも大事なポイントと言えます。
なぜなら、自分が迷わないためです。
デイトレードを1日1回だけと決めていても、1日のうちに似たようなチャートパターンが複数現れることもあります。
そのなかで、よりキレイで典型的なパターンや条件のものを選んでエントリーすべきだからです。
FXトレードで勝ち続けるためには、「同じ根拠のトレードをひたすら積み上げる」ということが不可欠。いや、大前提と言えます。
いつも違う根拠のトレードをしているなら、それはトレードではなくギャンブルです。
言語化して紙に書き出しておく。これができるくらい明確にエントリーの条件をバチッと定めておきましょう!
そのためには、きちんと過去検証がされたルールを採用することも大事です。
時間帯による相場のクセを味方につける
為替相場には、時間によって動きのクセがあります。
例えば、「東京、ロンドン、ニューヨークの各市場がオープンするときは急に大きく動きやすい」などです。
1日1回だけのトレードで、1日1回だけの時間帯のクセを味方につけることはとても有効と言えます。
このブログのタイトルどおり、FXは確率論です。
- 勝率がほんの少し高くなる
- リスクリワード比がほんの少し良くなる
これだけでも、長期的な目線で見ると得られる利益が大きく変わりますよ。
ぜひ活用して、少しでも自分のトレードルールが有利になるように磨き上げていきましょう。
4時間足や1時間足を使う
あなたはいつもどの時間足でトレードをしていますか?
僕の個人的な感想がゴリゴリで入っていますが、時間足は長いものを見てトレードをした方がいいです。
というか、難易度が下がります。
相場の動きには「ノイズ」がつきもの。それによってちょっと損切りにかかってしまう。こんなことは日常茶飯事に起こります。
イーーーーーー!tってなるポイントですよね。。
せっかく1日1回とトレードの回数を絞るならば、4時間足や1時間足といった、大きめの時間足を使ってトレードルールを考えてみましょう。
ゆったりと構えて、大きな足で大きな流れを見て、渾身のトレードを行うイメージです。
また、多くのトレーダーがチェックしている時間足なので、短期足に比べてチャートパターンも信頼性が高いですよ。
損切りと利確をエントリー時に決めておく
エントリーの根拠と同様に、どうしたら損切りをし、どうしたら利確をするのか。
という部分もしっかり決めておきましょう。
そもそも、損切りや利確の想定がないトレードはすべきではありません。
また、損切りと利確をエントリー時に決めておけると、エントリーの注文のすぐあとにOCO注文をかけて、あとはチャートを見ないでおくというスタイルが取れます。
僕の経験上、エントリー後にチャートを見て、含み益や含み損の増減を見ていて、いい結果になったことはありません。
つい損切りズラしやチキン利確をしてしまうからです。
ルールどおりエントリーしたら、ルールどりOCO注文をしてしまって、チャートなんか見ないで他のことに時間を使う。結果は任せる。
そんな精神状況が一番成績が伸びるという体験をしてきています。
エントリー後にはチャートではなく、仕事や家庭、趣味などの時間に使いましょう。
べれたの1日1回だけのデイトレード手法
僕べれたは、まさしく1日1回だけのデイトレードを実践しています。
上でご紹介した「1日1回だけのデイトレードで利益を出すコツ」の4つすべてを網羅しつつ、毎回のトレード結果は「確率論」に任せてトータルで利益を出す。という手法です。
なんか一気にしゃべっちゃいましたね。
ちょっと整理して言います。
僕の手法の特徴は、
- 1日1回だけのデイトレード
- 中学生(いや小5、6でも)その場からマネできる簡単ルール
- エントリーする時間が毎日決まっている
- 損切りと利確を固定pipsで決まっている
- 1時間足だけを使う
- 15年間の過去検証で毎年プラス
ということで、1日1回のトレードで手堅く利益をねらっていきたいという方にピッタリの手法かと思っています。
また、もっと広く、「どうしたらトータルで利益が出せるFXができるのか」と悩んでいる方にも役立つトレードアイデアではないかと。
というか、かつての僕自身が抱えていた悩みでした。
「何をどうしても負けっぱなし」そんな経験から、半年間のすべての自分時間を投下して過去検証をしまくって作った手法です。
非常に斬新で簡単すぎるルールになっています(実際そう驚かれます)。
ぜひ参考にしていただけるとうれしいです。