ステップ④:経典『ゾーン』との出会い

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べれたの物語

トータルで勝てない。

テクニカルの基礎を学び、大きく負けたり、まったく根拠のないギャンブルトレードをすることはなくなりました。

しかし、3歩進んで4歩下がるくらいで、じわじわ資金が減っていきます。

相変わらずちょっと気になる手法を発信している人をTwitterで見かけては、その手法を試してみたりもしてしまって、自分のトレードが安定せずにブレる。という状態でした。

そんなとき、Twitterであるアカウントを見つけ、僕は今でも「経典」と崇(あが)める本に出会います。

トレードにおけるメンタルを発信するアカウントに出会う

あるアカウントというのが、Red Johnさん(@23pips)です。

改めてプロフを拝見すると、2013年からTwitterをやらているのですね。

僕はこのRed Johnさんを、4年ほど前に知りました。

 

最近でこそ増えてきたように感じますが、ガツガツとしたFX界隈で、Red Johnさんはトレードにおけるメンタルやマインドのことを中心に発信してくれていました。

トレードの手法や自分なりのテクニカル分析を発信するアカウントが多いなかで、Red Johnさんの発信内容はとても目立って感じたのを覚えています。

厳しい内容のツイートが多いですが、それが全部僕の痛いところを突いていて、一気にとても気になる存在になりました。

 

Red Johnさんのツイート通知をすべてON。

普段からトレーダーとして備えるべきメンタルについて触れられるようにしました。

メンタルの部分って、今まで学んだことがなかったのです。

そして、学ぶ場や物も少なかった。

なので、当時の僕にはRed Johnさんの発信内容はすごく勉強になる、貴重な存在だったんです。

(※ちなみにRed JohnさんをPRする意図はありません 笑。 純粋に実際の経験談を書いています。でも、フォローはめっちゃオススメ!)

僕の経典『ゾーン』との出会い

ある日、Red Johnさんのツイートで、特に気になるものがありました。

「トレードのメンタルを身に着けるうえで、この本は絶対読んだ方がいい」という内容でした。

そこで紹介されていたのが、ゾーンでした。

この本のなかで、トレーダーの信念としてぜひ身に着けてほしいと書かれている3点があります。

その部分を引用しますね。

①利益を出すために次に何が起こりそうか知る必要はない、②何事も起こり得る、③どの瞬間も唯一のものである―すなわちどの優位性の結果も唯一無二の経験である―。
出典:ゾーン 「勝つ」相場心理学入門

いきなりパッと見ても、なんだかわかったようなわからないような、だと思います。

何度も繰り返し読んだ僕としては、本当にこの3つのことがこの本から学ぶべき内容を総括してくれているなって感じるのですが…

すぐ続きの文書に、もう少しかみ砕いて書いてくれている部分がありますので、そこもご紹介しますね。

トレードにはうまくいくときもあれば、そうでないときもある。結果がどうであれ、次に現れる機会を待ち、手順どおりに何度も繰り返す。このやり方を通さなければ、自分の方法論(非ランダム的な売買プロセス)が機能するか否か分からないのだ。そしてまたそのやり方を一貫させるためには、無限の可能性を持つ市場環境から精神的ダメージを負わないだけの自己信頼の確立が同じくらい重要になるのだ。
出典:ゾーン 「勝つ」相場心理学入門

まだちょっと難しいですよね(笑)

でも、最初からじっくり読んでいけば必ず理解できますし、本当に読み進める1行1行に刺さる言葉が現れます。

ぶっちゃけ、今「どこを引用しようかな」と眺めていただけでもかなり気づきと反省がありました。

とにかく、トレーダーには次の姿勢が大事ということを懇々と訴えかけてきてくれます。

  • 一貫性を持った取引が絶対必要
  • 次の取引の勝ち負けは絶対わからないしどうでもいい
  • 確率的思考で長期でトータルで勝つこと

そしてですね、本書の最初と最後に2度出てくる「意識調査」。これがすごいよかった。

30個の項目に自分でチェックを入れる内容があるのですが、これをやるだけでもかなり今のトレードを見つめ直し、改善に向かって学ぶことができます。

べれた
べれた

もうホント、僕を勝ち組トレーダーへ導いてくれた“経典”です。感謝しかありませぬ。

確率論でトレードを考えることに目覚める

このゾーンとの出会いがあり、僕のトレーダーとしての思考、姿勢、マインドといったものが一気に変わりました。

べれた
べれた

トータルで勝つトレーダーは、こうしてトレードを捉えているんだ。

そんな気づきをページをめくるごとにくれるので、1度読んだときには、すでに「確率論最強…!!」ってテンションができ上がっていました。

 

特に心に刺さり、響きまくったのは、「次のトレードが勝っても負けてもどちらでもいい」という考え方。

それよりも大事なのは一貫性と長期目線。

自分に足りなかったのはまさにコレだと直感しました。

何しろ、そんな考え方持ったことがありませんでした。

そして、勝てるトレーダーはみんなこれを意識しているという。

 

僕は一貫性と確率論的思考を踏まえ、もっと長期で考える必要があると、これまでのトレードを考え直しました。

その思考を前提にトレードするとして、じゃあどんなやり方で相場に向き合おうか。

改めて、ここでどんな手法を使うか考える必要が出てきました。

 

次回のステップ⑤では、僕がFXで勝てるようになった“きっかけのきっかけ”となった手法について書いていきたいと思います。

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