「FXは確率のゲームだ」こんな言葉を、FXを勉強してきた人は聞いたことがあるでしょう。
僕もこの考え方には大いに賛成です。「FXは結局確率なんだ」と気づくことで、年単位での利益を出すことができるようになりました。
この記事を読むと、以下のことがわかります。
- 「FXを確率のゲーム」と捉えることで見える世界
- 利益を出すための確率と期待値の考え方
- 確率論に振り切った僕のトリッキーな手法の存在
FX7年でやっと勝てるようになった経験も踏まえて書いていきますね!
複雑に分析すれば勝てるワケではない
勝てるトレーダーは、複雑なチャート画面で高度な分析をし、その結果利益を出している。
そう思い込んでしまっていませんか?
もちろん、そういう凄腕のトレーダーもいるでしょう。
しかし、その凄腕トレーダーが勝てている理由の本質は、そこではありません。
勝てているトレーダーは「自分のルールを毎回守っていれば、トータルで勝てる」と確信しているから勝てているのです。
そのため、非常にシンプルなチャート画面を見て、とても簡潔なルールで利益出しているトレーダーもとても多いです。
「FXを確率のゲーム」と捉えることで見える世界
勝てているトレーダーが持っている「自分のルールを毎回守っていれば、トータルで勝てる」という確信は、どうしたら手に入れることができるのでしょうか。
その答えが、「FXを確率のゲーム」と捉えることです。
凄腕のトレーダーでも、勝率100%はあり得ません。
自分のこのルールでの勝率は〇%だから、リスクリワードと併せて考えて期待値はプラスになる。
これを確信していたら、もうあとはそのルールを毎日繰り返すだけでいいですよね。
勝率60%なら、残りの40%は負けトレードです。しかし、それでも長期的に見て利益が出るとわかっているのなら、もう怖いものなしです。
非情にリラックスした精神状態でFXに向き合うことができるようになります。
FXは勝率が低くても勝てる
勝率が高いことに越したことはありませんが、FXは勝率が低くても利益を出すことが可能です。
それは「リスクリワードレシオ(損益比率)」という考え方があるためです。
リスクリワードレシオが1(損益比1:1)なら、勝率50%でトントンです。
しかし、リスクリワードレシオが2(損益比1:2)なら、勝率50%もあれば十分な利益が出せます。
勝率を追うことも大事ですが、FXは利益を出すことが大事です。高いリスクリワードレシオ(損益比率)が狙える手法を考えるのも有効な視点です。
自分が使おうとしている手法の、勝率とリスクリワードレシオ(損益比率)を把握していることで、その手法がどのくらいのパフォーマンスを出せるかがわかるようになります。
手法を決めることで確率論的FXがスタートできる
確率論的にFXを捉え、それによって利益を目指すには、手法が定まっていないといけません。
手法をあれこれ変えてしまうと、期待できる勝率もリスクリワードも変わってしまいます。
手法を1つに決め、その勝率とリスクリワードを把握し、自分で自分の手法の期待値を把握していること。
そうすれば、あとはその手法を繰り返していけば利益が出ます。
問題は、その手法をどうやって決めるのか、どうやって期待値を把握するのか、というところですよね。
この答えは2つあります。
1つは、自分でなんらかのルールを決め、コツコツと過去検証をしていくこと。
過去の相場でのパフォーマンスを理解していきます。
検証の大事さと考え方、そこから勝てる手法を作る方法はこちらの記事に書いています。
もう1つは、すでに過去検証がされている手法を手に入れること。
他のトレーダーがすでに過去検証を済ませ、実際にそれで利益を得ている手法を学ぶなり購入するなりします。
過去検証のデメリットは、とにかく膨大な時間とかなりの根気がいること。僕も実際に検証してみて思い知りました。
そんな思いで過去15年間分の検証を行い、期待値もプラスの僕の手法は、こちらで公開しています。
確率のゲームに振り切った僕の手法
そんな僕のメイン手法は、完全に確率論に振り切ったものです。
もはや、相場の予想をしません。毎日決まった時間にチャートのある部分だけを確認し、エントリー。
決済はOCO注文で放置してしまいます。
直近15年間の過去検証で毎年利益が出る結果が続いているので、勝つ日も負ける日も淡々とこのルールをこなしていくだけです。
確率論に振り切ったちょっと変わった手法ですが、誰がやっても再現性が高く、1日1回の注文で完了するため、僕と同じくサラリーマンでも主婦の方でも、子育て中の方でも使いやすいと思います。
もし気になる方は、こちらから詳しく見てみてください。
ほんの数年前の僕と同じく、FXで勝てないと暗い気持ちを抱える方のヒントになればと思います。
FXを確率のゲームと捉えるもう一つのメリット
FXを単純な確率のゲームと捉えると、ストレスがかなり減ります。
FXは、このエントリーが勝つか負けるか、どっちだ!?と思っていることが非常に大きなストレスになりますよね。
しかし、毎回のエントリーを確率のゲームだと思っていれば、「まあ、勝ちも負けもあるよな」と考えることができます。
このリラックスした気持ちが、FXを細く長く続けていくためにはとても有効です。
FXを確率のゲームと捉え直し、ストレスの少ない軽やかなトレーダーになりましょう。