FXって、勝とうとして勉強すればするほど頭の中が複雑になっていきますよね。
そして、それに比例していつも見ているチャート画面も複雑になっていく。
それで勝てるようになれればいいのですが、そうでもない…。
この状況、すごくツライですよね。僕もFX歴のほとんどをそんな状態で過ごしてきました。
そんな僕でも、なんとか勝てるようになり、年単位でも利益を出せるようになりました。
そのきっかけは…正直いろいろあるんです。ですが、一言でいうと、シンプルに考えるようにしてみた。ここだと確信しています。
▼シンプル・簡単すぎて引かれる僕の手法▼
X(Twitter)などを見ていても、勝てるようになったトレーダーは「シンプルに考えていた」という人が多いです。
この記事では、FX歴9年の僕べれた(@beretaFX)が、自分の経験を踏まえて、FXをシンプルに考えることの有益さについて書いていきます。
この記事を読むと以下のことがわかります。
- 僕べれたのシンプル手法
- FXはシンプルに考えることで勝ちに近づけるその理由
- シンプルな考え方に変える方法
- 勝てる人のトレードへの向き合い方
では、さっそく参りましょう!
僕の勝ち方と簡単シンプルに考えた手法
結論、FXはシンプルに考えた手法でも利益を狙っていくことができます。
僕がメインで使っているこの手法ですが、内容を知った方からは「簡単すぎる」と驚かれます。
上の画像以外にも、こんな特徴があります。
- テクニカル分析は一切しない
- 完全無裁量
- 毎日1~2分でトレード終了
- エントリーしたら決済まで放置
- 15年分の過去検証と実践でマイナスの年なし
なので、毎日とっても楽チンです(笑)
この手法は、僕のとってもシンプルな考え方から生まれました。
FXってどこまでいっても「確率論」なんですよね。
そのトレードの勝ち負けは、確率によって現れます。つまり勝率のことです。
その勝率とリスクリワード比をかけ合わせた結果、利益がプラスになる“優位性”が見つかればOK。
「期待値がプラス」とも言います。
その優位性を探すため、地道に半年かけて検証しまくりました。
心が折れそうな試行錯誤の結果、優位性を見つけることができ、手法として落とし込んだのがこちらです。
FXで勝てるようになると、人生はやっぱり気楽になります。
どうぞチェックしてみてください!
FXで勝ってる人はシンプルな考え方・手法でトレードする
例えば、
- 長期足の方向と短期足の方向がそろったときにエントリー。
- 平均線に接して反発したら押し目買い。
- ボリンジャーバンドのエクスパンションで素直に開いた方にエントリー。
これくらいの考え方でも、FXは勝てるようになってくことが可能です。
複雑にインジケーターを重ねる必要はないし、ましてや勝てる人だけが使っている秘密のインジケーターなんてありません。それは幻想です。
それよりも、初心者向けの入門書に書いてあるような、上で挙げたような基本のインジケーターを大事にしてみましょう。
そうしてシンプルにトレードすることから考えた方が、相場の動きを素直に捉えることができます。
大事なのは、シンプルに考えるところから始めて、自分なりにその考え方や手法を磨いていくことです。
例えば移動平均線には、
- ローソク足がその上に位置していれば買いが優勢。
- 下に位置していれば売りが優勢
という性質がありますよね。それを素直に捉え、どうしたらトレードに活かしていくことができるか。と考えることがかなり重要です。
そしてこの基本的な考え方からスタートすることこそ、FXで勝てるようになる近道になるのです。
また、監視する時間足を絞るのも頭がシンプルになりますよ。
複雑な考え方のトレードは身につかない
ネットで探して、誰かの有料手法を手に入れたとしてます。
でも、そのロジックが複雑だったり、エントリー条件を見落とさないために常にチャートを見ている必要がある手法だったら、それを身につけるのは難しいですよね。
少なくとも、僕はそういう複雑なチャート分析とチャート張り付きありきの手法はマッチしませんでした。
他人が考えたロジックは、その人にとってわかりやすかっただけで、あなたにとってもわかりやすいとは限りません。
好きなインジケーターも人それぞれですしね。僕は圧倒的に移動平均線や平均足が好きです。
反対に、一目均衡表とかはとても苦手で嫌いです。初心者のころから、見た目が複雑!って思ってしまってから、今でも苦手意識があります。
でも結局、一目均衡表を使わなくても無事勝てるようになりました。
僕の今のメイン手法は、平均足しか表示させません(ここでだけこっそり書いてしまいました)。
「平均足だけ」なんて信じられないかもしれませんが、過去15年分の検証で期待値プラスを確認できているので、今も安心して使い続けられているんですよね。
まずは1つ。自分の好きで使いやすいインジケーターを選んでみましょう。
そして、そのインジケーターの性質をきちんと踏まえたうえでトレード戦略を考えてみてください。
そうすることで、FXにシンプルに向き合うことができ、戦略も考えていくことができるきっかけになるはずです。
自分の得意な手法、やり方を磨いていくこと
自分がトレードできる時間帯、向いているトレードスタイルなどを考慮してトレードをやっていく方法を考えましょう。
だって、トレードは単発のものではなく、ずっと続けていかないといけないものなのですから。
自分にマッチしていて、自分としてシンプルに考えられているロジックでないと続きません。
僕はまさしく「めちゃくちゃシンプルな思考」からスタートして、そのままシンプルを極めたような手法を作ることができました。
▼その手法がこちらです。
勝てているトレーダーには、「このインジケーターがわかりやすかったから」という理由で、それを研究することで自分なりの手法を作ることができたという方が多いです。
そういう意見を大事にして、自分の得意なもの、好きなものをまずは材料にしてみてください。
FXで勝てるようになれる人は1つを極める
上達の近道は、1つを極めること。
あれこれ手を出すのは本当に何も身につきません。これは僕がそうだったので断言できます。
自分が好きなインジケーターや時間軸、そういう視点で全然いいので、とにかく1つに集中すること。
FXの知識や分析の仕方をすべて知る必要なんてないんです。
ここも「シンプルに考える」ということにつながってきますね。
優れたものをかけ合わせれば単純にもっと強力なものができる。という世界ではないんです。
FXで勝てない人はたくさんの手法に手を出す
反対に、FXをたくさん勉強しても実際になかなか勝てない人は、ある手法を少し試しては結果が悪いとすぐまた別の手法に心変わりします。そう、昔の僕です。
そうすると、いつまで経っても成長しません。得意な方法も見つけられないし、知識も身につきません。
どんなに優れた手法でも、成績が悪くなるドローダウンのタイミングは必ずあります。
なので、ちょっと使って勝てなくなったから「この手法はダメだった」と投げ出すのは、宝を捨てるようなものです。
地道に続けていれば、ドローダウンを取り戻し、利益を生んでくれる手法かもしれません。
あるいは、自分なりのロジックを少し追加することで、その手法の成績をより改善できる可能性もあります。
そんなことも、1つの手法や考え方を大事にできないと実現できないんですよね。
自分にとって「使えそう」「良さそう」と思った手法やルールは大事にしましょう。そして時間をかけて磨いていきましょう。それが一番の近道になったなと、僕は実感しています。
FXトレードはシンプルに考えて、効率的に取り組もう
シンプルに考えることは、トレードにおけるストレスを軽減してくれる効果もあります。
複雑に考えるのはそれだけでストレスです。そして、やっとエントリーしたトレードが損切りに終わるとそこでもストレスが溜まります。
どんな手法でも、勝率100%は望めません。1回1回のトレードに期待しすぎることは、ストレスを過剰に生むことになります。
シンプルなルールでやっていても、損切りになればショックですし、ある程度のストレスはかかります。
しかし、しっかりと検証をしていたり、実践でプラスの利益を確認していれば、1回1回のトレードに対してそこまで強い思い入れをしなくて済みます。
トレードにとってメンタルは非常に重要です。メンタル1つで優れた手法も台無しになってしまうことだってあるのです。
シンプルに、ある意味で「軽く考えて」やっていくのが、長期的に利益を出すために必要なスタンスだと思っています。
トレードの出来を誰かと比べる必要なんてありません。プラスにできればそれが正義です。
肩の力を抜いて、シンプルな頭でトレードを考えていきましょう。
▼シンプル・簡単すぎて引かれる僕の手法▼